TOP ボタン 会員店紹介 ボタン お問い合せ ボタン 相談掲示板 ボタン リンク集 ボタン
TOP > 東洋医学を知ろう > 体は何でできている? 「気・血・水のお話し」

東洋医学を知ろう
⇒ 中医学とは?
⇒ 体は何でできている? 「気・血・水のお話し」

私たちの活動
⇒ 日本中医薬研究会の活動の歴史
⇒ 定例研究会報告
   2009年「気・血・津液について」

⇒ 2010年度 活動報告
⇒ 2011年度 活動報告

漢方薬局・薬店って・・・
⇒ ドキドキ初体験 漢方薬局訪問!

中医学と病気
⇒ インフルエンザ
⇒ カゼ・インフルエンザ対策
⇒ 夏バテ・夏カゼ
⇒ 不妊
⇒ 漢方での不眠
⇒ 更年期
⇒ 風邪
⇒ 漢方美容(ニキビ)
⇒ めまい
⇒ 夏の脳梗塞
⇒ 逆流性食道炎
⇒ 生理痛
⇒ 花粉症
⇒ 冷え性
⇒ 梅雨時のジメジメ体質
⇒ 乾燥肌

連載コーナー
⇒ 大熊先生の「漢方はこうして副作用を防いできた」

漢方相談 Q&A
⇒ Q&A集

安心、安全、中国のくすり
⇒ 中国のくすりは大丈夫なの

おすすめ本
⇒ オススメ本はこちら!

体は何でできている? 「気・血・水のお話し」

人体の基本は、『気(き)』『血(けつ)』『水(すい)』

 中医学では、人間の体は『気』『血』『水』といった物が基本となっていると考えます。『気』『血』『水』は互いに助け合ったり、抑制し合いながら、人間の生命を維持しています。『気』『血』『水』が過不足なく存在し、それぞれの役割を滞りなく果たしていれば、病気にならずに健康でいることができるわけです。

 『気』『血』『水』は以下のような役割を担っています。

運動、消化吸収、呼吸、拍動といった様々な機能を行う。
体温の産生や維持もつかさどる。
精神活動を表すこともある
血液に相当。
心身の栄養となる。

*注1
体内の水分。
各組織を潤す。
関節の機能をスムーズにする。
*注1・・・体を構成する『水』は中医学の専門用語では『津液(しんえき)』といいます。本項では、一般的に用いられる『水』という言葉を用います。

自分でできる 『気』『血』『水』の状態をチェックしてみよう!

 下の6つのチェックリストは,現在の自分の体質を判定するためのものです。あてはまる項目の点数を合計して、『気』『血』『水』のバランスを見てみましょう。

 各チェックリストの合計点数については、以下を目安にして下さい。実際にお悩みの体調不良がある場合には、専門家にご相談下さい。

各リストの合計点数 アドバイス
5〜9点 その体質の素因を持っていますが、注意していれば大丈夫。
必要に応じて養生を心がけましょう。
10〜19点 放っておくとその体質の症状が進みます。
養生に励みましょう。
20〜29点 まさに該当するリストの体質といえます。
養生に励むと同時に中医学の専門的なご相談を受けましょう。
30点以上 体の不調に悩まされているはずです。
養生や中医学に取り組むほかに、病院での検査も受けてみましょう。


@ 気の充実度チェック

@むくみやすい 2点
A頻尿、夜間尿がある 2点
B冷え症 3点
C声が細く、大きな声が出ない 3点
D胃がもたれやすい。食が細い 3点
E軟便、下痢をしやすい 3点
F疲れやすい。だるくなりやすい 5点
Gかぜをひきやすい 5点
Hよく息切れがする 5点
I舌は色が淡く,大きくむくむ 縁に歯型がつくこともある 5点

 ・このリストの点数が高い場合は、気が不足している可能性があります。
 ・このような状態は『気虚(ききょ)』と呼ばれます。
 ・気虚タイプの人は過労を避け、睡眠を十分にとりましょう。
 ・冷飲食は控えるべきです。
 ・米、いも、豆、きのこ、牛肉、鶏肉、うなぎ、えびなどが気を補います。


A 気の流れ度チェック

@眠れない。よく夢を見る 3点
A口の中が苦い味がする 3点
Bよくため息をつく 3点
C偏頭痛がよく起こる 3点
D下痢と便秘を交互に繰り返す 3点
Eのどにものがつまったような不快感がする 3点
F不安や憂鬱がある。イライラする、怒りっぽい 5点
G胃やおなかが張り、ゲップやガスが多い。 5点
H生理の周期が不順。生理前に下腹部や乳房が張る 5点
I両脇のあたりが突っ張る感じがする 5点
J舌は両端が赤く、苔がある 3点

 ・このリストの点数が高い場合は、気の流れが停滞している可能性があります。
 ・このような状態は『気滞(きたい)』と呼ばれます。
 ・気滞タイプの人はリラックスする時間を持ちましょう。
 ・香りの良い野菜や果物、ハーブティーなどを取り入れると良いでしょう。


B 血の充実度チェック

@動悸がする 2点
Aよく物忘れをする 2点
B抜け毛が多い、白髪が多い 3点
Cかすみ目、疲れ目がある 3点
D皮膚がカサカサしてつやがない 3点
E爪が白っぽく、薄くて割れやすい 3点
F顔色が白く、つやがない 5点
Gめまいや、立ちくらみがする 5点
H手足がしびれる。こむら返りを起こしやすい 5点
I舌は、色が淡く、小さい 5点

 ・このリストの点数が高い場合は、血が不足している可能性があります。
 ・このような状態は『血虚(けっきょ)』と呼ばれます。
 ・血虚は血の働きが低下している状態であり貧血であるとは限りません。
 ・血虚タイプの人は無理なダイエットや夜更かしは禁物です。
 ・黒豆、プルーン、レーズンや緑黄色野菜、かき、レバー、烏骨鶏などを積極的に摂りましょう。


C 血の流れ度チェック

@シミ、そばかすが多い 2点
A便が黒っぽい 2点
B顔や唇の色が暗い 3点
Cよく肩こりや頭痛になる 3点
D慢性的な関節痛がある 3点
Eおできや腫瘍など、体にしこりができやすい 3点
F動悸がする、不整脈がある 3点
G生理痛がひどい。経血にレバーのような血塊が混じる 5点
H皮膚の毛細血管が浮き出ている 5点
I下肢の静脈瘤が目立つ 5点
J舌は紫色に近い。黒いシミのような斑点があるか、舌下静脈が太い 7点

 ・このリストの点数が高い場合は、血の流れが停滞している可能性があります。
 ・このような状態は『瘀血(おけつ)』と呼ばれます。
 ・瘀血タイプの人は適度な運動やストレッチを習慣にしましょう。
 ・血の流れを促し、新陳代謝を良くする「辛味」や「温熱性」の食材を使った食養生を心がけます。


D 水の充実度チェック

@夕方以降になると微熱が出やすい 3点
A顔色が赤い 3点
Bからせきが続く 3点
C目が乾きやすい 3点
D耳鳴りがする 3点
E口やのどが渇き、冷たいものを欲しがる 3点
F便がコロコロしている。便が出にくい 3点
G寝汗をよくかく 5点
Hのぼせ、ほてりがある 5点
I舌は赤い。表面に裂け目があり、苔がほとんどない 5点

 ・このリストの点数が高い場合は、水が不足している可能性があります。
 ・このような状態は『陰虚(いんきょ)』と呼ばれます。
 ・陰虚タイプの人は夜間の睡眠をしっかりとりましょう。
 ・辛味の強いものや酒、タバコは控えめにしましょう。
 ・みずみずしい旬の野菜や果物を積極的に摂取しましょう。


E 水の流れ度チェック

@肌が脂性、または吹き出物ができやすい 2点
A頭が重い 2点
Bよくめまいと吐き気がする 3点
C痰が多い 3点
D軟便、下痢をしやすい 3点
Eむくみやすい 3点
F太っている。水太り 5点
G血中コレステロール値、中性脂肪が高い。体脂肪率が高い 5点
H体が重だるい 5点
I舌は表面に厚くてベトベトした苔が多い 5点

 ・このリストの点数が高い場合は、水の流れが停滞している可能性があります。
 ・このような状態は『痰湿(たんしつ)』と呼ばれます。
 ・痰湿タイプの人は甘いものや油っこいもの、酒、煙草の摂り過ぎや、運動不足、水の飲み過ぎに注意が必要です。
 ・繊維の豊富な海藻、きのこ、根菜などを使った料理を心がけましょう。


東洋医学で食養生■参考図書のご紹介
  「東洋医学で食養生」
    著者:高橋楊子先生 他
    出版:世界文化社
    \1,800+税

 中医学とインド医学アーユルベーダに基づいた食養生を紹介。とくに中医学による体質分類とそれぞれの体質に合う食事について詳しく書かれています。

 お求めは書店で!



 不足がある場合には、不足しているものを補う必要があります。停滞が見られる場合には、滞りをなくして通りをよくする必要があります。それぞれに対応する漢方薬や食事・運動といった養生で改善をめざしましょう。

 このように、『気』『血』『水』の状態を調べることは、体質や症状の原因を判断する1つの物差しとなります。中医学では、『気』『血』『水』のほかに『五臓六腑』など様々な要素が体調を調べる物差しとなりますが、その中でも『気』『血』『水』は基本的で重要な要素です。

詳しくは、お近くの栃木中医薬研究会加盟店まで、お気軽にお問い合わせ下さい。

↑上に戻る