インフルエンザ

2012-11-02

インフルエンザに気をつけよう

 毎年,冬になるとインフルエンザが流行します。気温が低下し,空気が乾燥すると,インフルエンザウイルスの活動が活発になるためです。また,乾燥は気道粘膜の抵抗力を弱めてしまいますので,ウイルスにとってはますます感染しやすくなります。

インフルエンザと普通のカゼとの違い

 ここでインフルエンザと普通のカゼとの違いを確認しておきましょう。

  ■インフルエンザ ■一般的なカゼ
原因 インフルエンザウイルス
(Aソ連型,A香港型,B型などの変異型があります)
ラノウイルスなどの様々なウイルス その他,細菌・寒冷刺激など
感染力 強い。
ウイルスが気管の粘膜で急激に増加。
比較的弱い。
ウイルスは除々に増加。
発症 急激に発症 ゆるやかに発症
主な症状 ・38度以上の高熱
・頭痛,関節痛,筋肉痛などの全身症状
・鼻水,咳や痰,咽頭痛など喉の炎症(全身症状のあとから)
・下痢や腹痛
・37度前後
・鼻水,鼻詰まり,咳など喉の炎症(先行して発症)
その他の特徴 ・肺炎などを併発し重症化する事が多い。
・短期間に小児から高齢者まで感染が広がる
・65歳以上の高齢者での死亡率が高まる
発熱もあるがインフルエンザほど高くなく重症化することはあまりない。

 
 インフルエンザは通常のカゼよりも症状が重く,高齢者の方など,体力のない方の場合には重症化し死に至るケースもあります。対処法も異なりますので,おかしいな?と思ったら早めに医療機関を訪ね,適切な診察と早急な処置を受けましょう。

インフルエンザの予防について

 インフルエンザの予防方法として,一般的に予防接種が行われますが,予防接種をうければ絶対にインフルエンザにかからないというわけではありません。あくまでインフルエンザにかかりにくくしたり,かかっても重くならないようにするためのものです。ですから予防接種を過信せず,普段の日常生活における養生や注意によって予防することがたいへん重要なことといえます。

日常生活において気をつけること

 ①流行期には人混みを避ける
 外出時はなるべくマスクなどを着用しましょう。

 ②外出後は,うがい・手洗いをする 予防の基本。
 こまめにすることで効果が上がります。

 ③湿度を保つ
 インフルエンザウイルスは,乾燥した状態で活動が活発化します。
 室内では加湿器などで適切な湿度(50~60%)に保ちましょう。

 ④免疫力を保つ
 体力やからだの免疫力が低下すると,ウイルスに感染しやすくなります。
 日ごろから,バランスのとれた食事,十分な休養などを心がけましょう。

免疫力を高める漢方薬は・・・

 のどや鼻の粘膜,さらには皮膚といった体表の組織には外的刺激から体を衛(まも)る働きがあり,このバリア機能を中国医学では「衛気(えき)」と呼びます。ウイルスに感染してしまうか否かも,衛気の力にかかっていると言えます。この衛気の働きを活発にするのに役立つ代表的な生薬が「黄耆(おうぎ)」です。

 黄耆を含む方剤には,衛益顆粒(えいえきかりゅう)や補中益気湯(ほちゅうえっきとう),防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)などがあります。なかでも黄耆を高濃度に含む衛益顆粒は,黄耆の働きを助ける白朮(びゃくじゅつ)と防風(ぼうふう)を加えた3種の生薬からなる方剤で,呼吸器系や皮膚・粘膜の体質強化に有効です。

【衛益顆粒】医薬品
イスクラ衛益顆粒(いすくらえいえきかりゅう) [第2類医薬品]
■効能・効果:身体虚弱で疲労しやすいものの次の諸症:虚弱体質,疲労倦怠感,ねあせ
■用法・用量:1回15才以上1包,1日3回,食前又は食間に服用して下さい。
■価格:90包入り8,400円(税込)

 

ハーブティーの利用で予防効果UP!

 中国では,インフルエンザが流行するシーズンには,学校でも家でも「板藍根(ばんらんこん)」という薬草を煎じたお茶を飲ませる習慣があるそうです。板藍根はアブラナ科の植物ホソバタイセイの根で,抗ウイルス・抗菌効果,免疫力向上を目的に中国では頻用される生薬なのです。まさに「家庭の守り神」的存在です。

 日本でも「板藍茶(ばんらんちゃ)」という名称で気軽に飲めるハーブティーとして販売されておりますので,ご利用してみてはいかがでしょうか。また飴にした「板藍のど飴」は,外出先でも,人混みや乾燥が気になるときに,すぐに口に入れられますので便利ですね

【板藍茶】
板藍茶(ばんらんちゃ)
■60包入り4,830円
■120包入り6,930円

 

 

 

 
【板藍のど飴】
板藍のど飴(ばんらんのどあめ)
■12粒入り378円
■80粒入り1,890円

 

 

 


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