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さくら堂漢方薬局「すみれの花咲く頃」記事掲載のお知らせ

さくら堂漢方薬局にて執筆しました「すみれの花咲く頃がASA栃木中央発行『らいとプラザ』2023年4月号にNaturalLife No.129として掲載されました

春は色とりどりの様々なお花が開花し、私たちの目を楽しませてくれます。スミレもその一つです。宝塚歌劇団の有名な楽曲『すみれの花咲く頃』は「春すみれ咲き 春を告げる」という歌詞で始まり、淡い春の恋心が表現されています。スミレの花の可憐で清楚な姿が歌によく合っています。

昔から人々に親しまれてきたスミレですが、スミレという呼称には二つの意味があり、特定の一種の植物種を指す場合と、スミレ科スミレ属の植物を総称して用いられる場合があります。日本だけでスミレ属に属する種は50を超え、変種や亜種も含めると200以上もあります。さらに園芸種も多く、有名なパンジーやビオラなどもスミレ属です。

スミレ属植物のいくつかは、「紫花地丁(しかじちょう)」と呼ばれる薬草となります。日本で流通する漢方製剤に紫花地丁を含むものはありませんが、健康食品にまれに含まれることがあります。また、エディブルフラワー(食用花)として栽培される種や、山菜として食される種もありますが、スミレ属の中には有毒の種類もありますので、よく確かめて利用する必要があります。

中国での留学中には、処方箋の中に紫花地丁を含むものを何度か目にすることがありました。

詳しくは、さくら堂漢方薬局ホームページをご覧いただければと存じます。

→さくら堂漢方薬局「すみれの花咲く頃」