住所 | 〒321-1261 栃木県日光市今市1129-27 |
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電話 | 0288-21-0941 |
FAX | 0288-21-0941 |
営業時間 | 9:00~19:30 |
定休日 | なし |
女性の薬剤師がおりますので、お気軽にご相談ください。
父が耳鼻科の医師ということもあって医療の道に進む。
東邦大学薬学部卒業。
病院薬剤師、日赤血液センター勤務を経て昭和59年に開局し現在に至る。
薬局というのは薬の専門家であり中の成分を知っているのは当たり前。所が、薬局を開いてからある医薬品を見てみると学生の時や病院勤務の時にほとんど知る事の無かった漢方薬が入っていることに気づいた。その事にもやもやした気持ちがあり、いっその事、一から漢方を勉強してみようと思ったのがきっかけです。
東京で開催する大学や製薬会社が主催する勉強会に通い多くの方々に出会い漢方を学びました。気づくと東京に15年間も通う事になりましたが、そのお陰で当時の漢方に対する疑問のところとかが解けてきました。又、今はその素晴らしさをお客さんに伝えている今日この頃です。
昨年6月頃来られた58歳の男性で仕事は事務職で堅いお仕事。最近「体がだるい、やる気がでない、後頭部がモヤモヤして頭がすっきりしない、人からお酒でも飲んでいるのかと聞かれるほど顔は赤いが体は冷える」というご相談がありました。
そこで漢方薬を出す際に診る弁証論治に基づいて、舌の状態やもう少し症状をお聞きした後、血液の流れを良くする冠元顆粒、疲れを取り元気を付ける麦味参顆粒、熱の症状を取る杞菊地黄丸という漢方薬を1週間分お勧め致しました。1週間後にお店に来られた時、真っ赤な顔色が普通の白っぽい色に変わり艶もでて来ました。疲れも取れ、頭もすっきりしたと体調がものの見事に1週間で良くなりました。
この方は私がお願いした通りにきちんと毎日飲んで下さいまして、それが良かったのだと思います。たまにお勧めした漢方薬が効かないという事を言われますが、お聞きすると殆どの場合が漢方薬を飲んだり飲まなかったりしています。この方の例で漢方薬の素晴らしさを再確認致しました。
人間の体はバランスだと思っています。人の多くは35歳を過ぎるとだんだんと疲れが見え始め「年かなぁー」となります。もし年齢以上に「もっと遊びたい、勉強をしたい、ボランティアをしたい、・・」という方は、自分の体力以上の事をやろうとしており体のバランスも崩れ始めている訳ですから、自分の体にそのエネルギーを補ってあげる必要があります。年齢と共に失われた五臓を補って詰まった六腑を通してやるというのが漢方薬です。
人生2倍、3倍楽しみたいという”人生前向きに生きたい”という方にぜひ漢方薬をお勧めしたいと思います。その見本としてまず自分が元気でお店を休まず頑張ろうと思っています。私の元気な様子を見て”このお店には何かがある”と思われたらそれは漢方薬と思ってくださいね!